私の思い
私が何を大切にし、どんな基準で判断しているのか。
これまでの経験から培ってきた「判断軸」を、4つの視点でお伝えします。
政策や取り組みは、思いつきではなく、
日々の暮らしや現場での実感を積み重ねた先に生まれるものだと考えています。
現場で積み重ねた経験を、暮らしの力に変える
IT、文化、教育、情報発信。
私がこれまで関わってきた分野は多岐にわたりますが、共通して大切にしてきたのは「専門性を、誰かを置き去りにしないために使う」という姿勢です。
ITは効率化のためだけの道具ではありません。
人の手を減らすためではなく、人の負担を減らすために使うべきものです。
また、音楽や演劇といった文化は、生活に余裕がある人だけのものではなく、心を支え、生きる力を育てる大切な社会資源だと考えています。
SNSや情報発信についても同じです。
便利である一方、子どもたちに過度な負担や危険を与える側面もあります。だからこそ、使い方・伝え方・支え方を含めて、社会全体で考える必要があります。
専門性は誇るためのものではなく、暮らしの中で役立ててこそ意味がある。
その信念を、政策にも反映していきます。
外で暮らしたからこそ、日進の輪郭が見える
東京で20年、鹿児島で4年。
日進市の外で生活してきたからこそ、このまちの特性がはっきりと見えてきました。
学園都市としての可能性、産学官の連携、地域同士がゆるやかにつながることで生まれる風通しの良さ。
一方で、防災や情報公開、地域連携のあり方には、まだ工夫できる余地があるとも感じています。
岩崎城や旧市川家住宅などの歴史的資源も、「守る」だけでなく「活かす」視点が必要です。
日進市だからこそ表現できる文化や活動を、地域の誇りとして次の世代につないでいきたいと考えています。
比較できる立場にあったからこそ、良い点も課題も、感情に流されずに見つめることができます。
子どもと共に生きる立場から考える社会
シングルファーザーとして、炊事・洗濯・学校行事に向き合いながら子育てをしてきました。
母の目線、父の目線。どちらか一方では見えないことが、確かにあります。
主婦・主夫という役割に縛られず、家庭の形に関係なく支え合える社会が必要だと感じています。
子どもが安心して過ごせる居場所、のびのびと地域に参加できる環境。
いじめや虐待を許さない仕組みづくりは、家庭だけに任せるものではありません。
子育てが楽しいと感じられるとき、子どもの笑顔は本物になります。
「いま何が望まれているのか」に気づく視点を、政策に反映していきます。
立ち止まった経験から考える、誰も取り残さない仕組み
交通事故による後遺症を抱え、思うように動けない時間を経験しました。
医療の受けやすさや費用の問題、日常生活の中にある小さな不便。
それらは、当事者になって初めて実感できることが多くあります。
高齢になっても、障がいがあっても、安心して暮らし続けられるまちであるために。
身体だけでなく、心の健康も含めた支えが必要です。
支援は一律ではなく、個々の状況に根ざしたものであるべきです。
「誰も取り残さない」という言葉を、理念で終わらせず、仕組みとして形にしていきたいと考えています。
これら4つの視点は、私が政策を考え、判断するときの基準です。
経験から学び、気づいたことを社会に返していく。
その積み重ねが、より良い日進市につながると信じています。